SWOT分析を説明します。
皆さんがこれから起こす事業について、どんな環境の中で、何を武器にして、どんな事業を起こすか示す。
それがSWOT分析です。
自らの事業を俯瞰して眺めることができますし、他者に対しても自他含めて創業環境の説明性が増します。
書きだす観点は、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の4つです。
SWOTとは、この頭文字を取ったものです。
各々何を書くかというと、
強み (Strengths)
あなたの事業が持つユニークな価値や資産は?
どのような技術やノウハウを持っていますか?
他の競合と比較して、どのような優位性がありますか?
弱み (Weaknesses)
資金、技術、人材など、事業運営における制約は?
どの部分が経験や知識が不足していますか?
機会 (Opportunities)
自分が参入する市場にはどのような未開拓または充足されていないニーズや要求がありますか?
技術的、社会的、政治的トレンドから事業にどんな機会が生まれる可能性がありますか?
脅威 (Threats)
どのような競合が存在しますか?
市場の変動、規制の変更、技術の進化など、事業に影響を与える外部のリスクは?
を書きだしていきます。
例として、喫茶店の起業のSWOT分析を行います。状況は以下です。
駅近くに喫茶店を出します。駅は、周りこそ飲み屋街がありますが、すぐに、ビジネス街となりビジネス客の多いところです。ドトール、タリーズ珈琲といった大手チェーンの脅威を受けています。
如何ですか。
これを始めてみた場合、どんな場所にどんな方が店を出すんだということが想像できませんか。
そうなれば、このSWOT分析は成功です。
創業計画書の各項目に書く要素がこのSWOTの中にいっぱい詰まっています。
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